- setagaya hentai doumei -
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HP 開設記念 Linux インストール記

古いノートパソコンに Linux をインストールするまでの話

ターゲットマシンのスペック

TS-Note450S
AcerNote300cのツクモショップブランド OEM 版

CPU 486DX2 50MHz
メモリ 8M
HDD 260M

そもそも

俺の部屋のデスクトップパソコンは、 はっきり言って死ぬ程使いにくい位置にあったので、 そのパソコンで大規模なテキストを書くようなことはほとんどなかった。

と言うより全く書く気が起きなかった。

ところが、あるとき膨大なテキストを部屋でも書く必要が出てきたため、 ノートパソコンが欲しくなったのだが、 大学 1 年のときに購入したサブノートを持っていたことを思い出し、 そいつを使うことに決定した。
その膨大なテキストってのが C のソースだなんてことは絶対に秘密だ。
しかも Direct3D のラッパークラスだなんてことはもっと秘密だ。

C じゃなくて C++ じゃん。

で、もともとこのノートパソコンには Slack Ware 3.1 を 根性のフロッピーインストールをしていたのだが、 5 年くらいほって置いたせいで、root のパスワードを失念してしまい、 起動できなくなってしまっていた。なさけない。 それらしい単語をいくつも入れたが結局ログインできず。

根はハッカーだけど、ホントのハッカーではないので、 パスワードクラックなんかできないし、やりかたも知らない。

この辺でかなり、再インストールの可能性が高まってくるのだが、 更にネットワークカードもないのでデスクトップパソコンとの データ交換はフロッピーになってしまうことに気づく。

PC カードのイーサネットアダプターを差せば、 ネット経由でデータ交換ができるが、 当時 5 時間かけてコンパイルしたカーネルでは、 PC カードが全く使用できなくなったいた。

ま、どっちにしろログインできないし、 ネットワークも繋がらないワケで、 なんとなく最近のディストリビューションを インストールするかぁ、ということに決定したのである。

インストールポリシー

このノートパソコンは FDD が内蔵されてない上に FDD はパラレルポートに繋がるため、PLIP によるインストールは不可能。 SLIP ならできるけど遅そう。

その上デスクトップ PC の OS は Windoze98 なので、 PLIP、SLIP インストールは不可能。
もちろんノートパソコン用の CD-ROM ドライブなどという、 ブルジョワジーなモンは持ってない。

なのでインストールは NFS 経由で行なうことにする。

とりあえず、mule で日本語が書ければいい。
X は自慢用にいちおう動くようにする。
日本語入力は mule 上の SKK で行ない。
日本語入力のためのサーバは立てない。
ファイル交換用に ftp サーバを動かす。

こんな感じか。

散財

HDD 540M 500円
ジャンク品。
HDD が 260M だとなんとなくヤなので少しデカいヤツを ジャンクで探すことにした。
しかし見事に壊れていたため認識せず失敗。
ゴミを 500 円で買ったらしい。
いちおう IBM のヤツなんだけどなぁ。

3com EtherLink 3c589c 1980円
これもジャンク品。
PC カードのネットワークアダプタがないとインストールもクソもないので購入。
アスキーの Walking Linux という本に このネットワークカード以外は買うなと書いてあったのでこれにする。
コネクタの接触が微妙に悪いが使えるのでまあ良しとする。

corega FEther PCI-TXL 1500円くらい
デスクトップパソコンにもネットワークカードがなかったので PCI のいちばん安いやつを近くの電気屋で新品で購入。
いちおう Linux 対応マークが付いているが、RedHat7J では動かず。

10Base-T クロスケーブル 500円くらい
corega のネットワークカードと一緒に買ったケーブル。

母艦の準備

まず、nfs サーバの準備をする。

Win32 用の nfs サーバの soss をネットで拾ってくる。
しかし CD-ROM ドライブのファイルは全部大文字になってしまうので Slack Ware 3.1 はインストールできないらしい。

次。
ネットを排回していると War NFS で Vine Linux を インストールしたという記事を見つけるが、 War NFS ではロングファイルネームが混じったディレクトリは マウントできないっぽいので挫折。
あのネットの記事はなんだったんだろう。
ま、どっちにしろ Vine Linux はメモリが 8M のマシンには インストールできないっぽいのでいいんだけど。

次。
nfs サーバにするためだけに Linux Magazine を買ってきて、 最新の RedHatLinux7J を母艦となるデスクトップパソコンにインストール。 なんか赤帽はインストールが楽だなぁ。
インストールは無事終了したが、インストール時に ネットワークの設定画面が出て来なかったことに気づく。 ifconfig してみるとループバックしかないぞ...。
なんか eth0 も見えてないみたいだし...。
corega のネットワークカードはうまく認識されないようだ。
箱に http://www.corega.co.jp を見ろと書いてあるので、見てみる。
なんかカスタマイズした via-rhine.c をコンパイルしないとダメらしい。
web 上にコンパイル方法が書いてあるので、 そのとおりにやるが全くコンパイルされない。
直接 gcc に通すのだが、コンパイルオプションが文字化けてるし、 見たこともないオプションの指定まである。
あきらめて via-rhine.c の最新版を拾ってきて ソースの一番最後に書いてあるとおりにコンパイルしてやるが、 こっちもコンパイルできない。
なんかカーネルのバージョン違いのせいなのか net_device 構造体中の存在しないメンバを呼び出してるぞ。

で、どーやっても via-rhine.c がコンパイルできないのであきらめることにする。

ちなみに via-rhine.c はコンパイルすると via-rhine.o という ローダブルモジュールになるのだ。
いちおう赤帽7には via-rhine.o が最初からあるんだけど、 たぶん corega のヤツは微妙に違う ID を返したりするので、 カスタマイズ版をコンパイルする必要があるんだと思う。

次。
そろそろ最終手段のフロッピーインストールだが、 せっかく PCMCIA のネットワークカードも購入したことだし、 なんとか nfs インストールをしたいところ。

いちおう Vine Linux で ftp インストールを選択して、 Win32 用の delegate を使えば、インストールできるのだが、 Vine Linux のインストーラはメモリ 8M だと途中で止まってしまう。

で、Slack Ware のディレクトリをデスクトップパソコンの HDD にコピーした上で、ファイル名を全部小文字に変えてみることにする。
サーバはロングファイルネームも使えるし、 大文字と小文字の区別もつく soss を使うことにする。

あ、インストール始まったヨ!

なんかあっさりインスールが始まって少しびっくり。

最初、A パッケージは手でファイル名を直してたんだけど、 「あふ」といゆーファイラでファイル名の一括小文字化ができるので、 その他のパッケージはそれで小文字化する。
ホントは awk なり perl なりでやるのがいちばんいいんだろうけど、 ロングファイルネームに対応してるかどうかイマイチよくわからなかったので、 「あふ」で半手動で小文字に変換した。

インストール

インストールは全てのパッケージを手動で選ぶことにする。
よく覚えてないけど、選択したパッケージは
A AP D E N X XAP
だった気がする。
カーネルはメモリ節約のためにコンパイルするべきなんだけど、 PCMCIA が見えなくなった前例があるのでやめとくことにする。
なので K パッケージは選ばない。

A。
確か ghostscript 以外は全部入れた気がする。
loadlin とか gpm とかシリアルポートでファイル交換をするらしいヤツとか も入れなかった気がする。

AP。
ghostscript はこっちだった気も...。
どっちにしろテキスト書きマシンにするので ghostscript は入れない。

D。
なんとなく elf の C と C++ と perl 以外は入れない。
あ、関数リファレンスとかは入れたかも...。

E。
emacs パッケージ。
なんかよくわからんので全部入れる。
これを入れないと JE の mule で skk が使えない。
mule のアーキテクチャとか良く知らないのであまり深くは考えない。
とりあえず emacs を入れとくと動くようなのでそーする。

N。
tcp/ip と uucp 以外は全部入れない。
メールもニュースも読む気はない。

X。
細かいのは忘れた。
fvwm95 は入れた。
あと mono と VGA/EGA と SVGA 以外の X サーバも入れなかった。
フォントも Large Font とかゆーやつに jiskan の文字があったので、 それ以外のヤツは入れなかった。

XAP。
てきとーに入れる。
めずらしく games なんかも入れてみる。
あと xv も入れたな。

ま、こんな感じでインストールすると df で 54% 。
あと 120M くらい HDD に空きがある。

X の設定

何度やっても startx でプゲるし、X -probeonly でもプゲる。
xf86config の設定は目をつぶってもできるので、何が悪いのかサッパリわからん。

しかたなく X をあきらめて、先に JE をインストールすることにする。
すると kon もプゲる。

ぐは!X はおろか日本語も出ねぇじゃねぇかよ!

と思ったけど、なんだかプゲる原因は /dev/console がないせいらしい。
なんか /dev/console がないと言ってプゲてるようだ。

エラーメッセージは日本語で書いてください。
俺は外人じゃないので英語はサッパリわかりません。

man console とやると英語がいっぱい出てくる。
その中に
/dev/console
/dev/tty*
という記述があったので、
勝手に console ってのは /dev/tty* のコトらしいと解釈。

強引に
ln -s /dev/tty0 /dev/console
とかやってみる。
で、kon するとプゲらず動くではないか。

X -probeonly の方も正常に動作するぞ。

startx も無事に動く。
とゆーわけで X の設定は完了。
細かいデスクトップの設定方法とかは もういいかげん忘れたのでそのうちやることにする。

今回の一件で、 「とりあえず /dev/console がないときは てきとーに tty にシンボリックリンクを貼る」という 微妙に間違っている可能性がある知識が俺のシナプスに加わったようだ。

JE のインストール

JE を入れないと日本語が出ないので、 日本語のネイティブスピーカーの俺的には非常に不便なのである。

で、メモリが 8M しかないので日本語変換サーバは入れずに、 mule で skk を動かすことにする。

なのでサーバ関連は入れない。
つーても JE で skk を選択するとサーバ版の skk が勝手にインストールされて ムカつくんですがー。

あと、jf とか jless とか jman とかをてきとーにインストール。
jless と jman はいくらパッケージ選択しても使えないみたいだけど...。
なんで使えないかはあまり考えないことにする。

こんな感じで使用中のディスク容量は 73% 。
あと 50M くらい空いてるのかな?

mule の設定

そのままだと skk で入力できないので、 skk の ReamMe に書いてあるとおりに .emacs と .skk を書く。

を、日本語が書けるようになったヨ。

ただ .skk で読む辞書が SKK-JISYO.L だとデカすぎて、 変換のたびにスワップに行くので SKK-JISYO.M に変えてみた。

ふむ〜、そこそこ快適〜。

つーわけで、ストレステストも兼ねて kon 上の mule でこのテキストを書いてたりする。
ま、フツーには使えるみたいだヨ。


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